汀公園 ~あわら市吉崎~

真冬なのに凄まじく良いお天気の福井でしたw なんでもまた寒波がやってくるとか言ってますけど、そんなこととても想像できないくらいのお天気です。気温もかなりあがって一気に雪融けが進んでる感じです。部屋でじっとしているのもなんなんで、ちょっと気晴らしに出かけました。ちょっと脚を伸ばして「あわら市吉崎」まで行ってきました。

「吉崎」というと蓮如上人の吉崎御坊が有名で、室町時代に浄土真宗の蓮如上人が福井県北端に建立した寺院です。この吉崎を起点として北陸地域に浄土真宗の教えを広げたわけですが、そのわかりやすい教えによってあっという間に大衆に広まったことでもよく知られています。宗派の違いはありますが、この福井というところは仏教が一般大衆に馴染みが深く、それぞれの家においても仏教の教えを尊び、先祖供養を大事にする土地柄になったため、建築的には「仏間」というものを中心に住宅を考えるというスタイルが定着しています。

さて、この吉崎では、近年、「道の駅 蓮如の里あわら」がオープンし、北方湖周辺の観光の盛り上げにも一役買っていますが、同時に、道の駅周辺の整備も進んで「汀公園(汀児童公園)」も道の駅の整備時期にあわせてリニューアルした公園です。

今日は、物凄い良い天気ですので、公園からの北潟湖の眺めも絶景でした。

この汀公園の東側には、蓮如上人の歴史的な資料を展示している「蓮如上人記念館」があるのですが、汀公園と続きで「浄土真宗庭園」というものが整備されています。

庭園は「仏法」による教えを現すテーマであちこちにモニュメントを作っているのですが、例えば、「光明の池」と題して、水面に映った陽光を阿弥陀如来の光としていたり、

「煩悩の林」として、植栽された木々の中を通っていくことで、煩悩の中を彷徨っていると表現しているものもあります。

蓮如上人の銅像もあるのですが、この銅像からはエンドレスで仏法の教えの講話が流れてきます。

殺伐とした日常を送る上で、たまにこうした「落ち着いて人生を考える時間」も必要だと思いますが、なんとなくシャキッと背筋が伸びる思いでした。たぶん、お天気がめちゃくちゃ良かったってのもあるんでしょうけどwww

というわけで、皆さんも、北潟湖周辺の観光にぜひお越しくださいませ~

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