令和7年度福井市木造住宅耐震診断及び改修工事補助

能登地震から始まった令和6年ですが、本年度は耐震にはじまり耐震に終わるような1年でした。そして本日、最終の診断報告書を事務所協会に提出し、お客様への説明はまだ残ってはいますが、本年度の弊社対応の事業は終了いたしました。先日、ブログテーマでも取り上げましたが、本年度は能登地震の影響もあって不安視される方がたいへん多かったこともあり、かなりの診断・補強プラン作成をさせていただいたのと、改修工事も担当されていただきました。

さて、令和7年度を迎え、7年度も福井市におきまして「一戸建て木造住宅の耐震診断」と「一戸建て木造住宅の耐震改修工事に対する補助制度」が行われます。まず、「一戸建て木造住宅の耐震診断」のほうですが、補強プラン作成とセットで、令和7年度も本年度同様「個人負担額無料」での対応となります。

ただし、令和7年度は、「7月1日(火)」から受け付け開始です。おそらくこれには事情があります。現時点で令和6年度に申込された方で、抽選に漏れ、まだ診断と補強プラン作成を受けていない方が200軒以上あります。市は1軒の希望者も取りこぼすことなく診断と補強プラン作成を行うことを明言していますので、4月から6月いっぱいの2か月で、まずは現時点で「待ち」になっておられる方向けの診断・補強プラン作成を行うという方針だと考えられます。

診断を行う側の立場として、2か月間で200軒ものの診断と補強プラン作成をこなせるとは正直思えませんので、ある程度のところで見切り発車となることは想定されます。診断のための調査は前倒しでできても、その内容で図面作成し耐震計算を行い、補強プラン作成を行うためには、それに掛かりきりになれれば1週間程度でできるとは思いますが、規模が大きかったりすると手間どりますし、一般的な通常業務もありますので、それだけに掛かりきりにはなれないのが現状です。

次に「一戸建て木造住宅の耐震改修工事に対する補助制度」です。こちらは令和6年年度よりも補助金額が増額されています。150万から175万に拡大されています。補助率も100%となります。これは過去最大の補助額であり、全国的にも高額の部類だと思います。

こちらは実際に工事を行う際の補助で、令和7年度は当初予算で30軒程度とのことですが、すでに令和6年度の補助金が予算額に達して工事補助を受けることができなかった方が、そのままシフトすることが予想されますので、4月1日時点で半分以上は消化されてしまうことが予想されています。なお、予算がなくなった場合、令和7年度の補正予算で承認を受ければ軒数が多少増えるとは思いますが、それでもすべての希望者の方が受けられるとは限りません。

工事のほうは、対応できる業者も施工能力が求められますし、施工監理を行う建築士も必要ですので、だれでも簡単にできる工事ではありません。その点を踏まえますと、対応できる施工業者や設計士はすでに工事の注文や予約が入っていることが想像できます。弊社においても、3月の段階で工事待ちが7軒ありますので、どんなに頑張って早く工事を行ったとしても令和7年度いっぱいでできればよい方ではないか?と考えています。

ご相談は早めにお願いできればと思います。

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